世界水泳選手権2023福岡大会のメダルを公表します!
世界水泳選手権2023福岡大会において各種目の優秀選手に授与されるメダルを公表します。
メダルのデザインは、福岡市、熊本市、鹿児島市在住の20歳以上の方から公募し、応募21作品の中から、SUKEDACHI DESIGNの小林大助氏のデザインを採用しました。また、メダルリボンは、福岡市ゆかりの伝統的工芸品である博多織を採用しました。



1 メダルのデザインコンセプト:「世界に広がる水の輝き」
水泳競技におけるアスリートたちの勇気や感動などの輝く想いが地域から世界に広がっていく様子をイメージし、表面は水面が輝く「コースティクス」という現象に「九州の形」を組み合わせたメダルを設計しました。デザインの光の輪の重なりに水泳競技の「明るい未来」と「人々とのつながり」の意味を込めています。裏面は大会エンブレムをベースに、アスリートや大会、地域の「進化」を表す「上昇する波」を表現しました。
2 メダルリボン(博多織)のデザインコンセプト
大会のイメージカラーであるブルーで献上柄を織り込んでおり、水をイメージしたライトブルーの縞がアクセントになっています。大会名やロゴは白で織り込んでいます。また、メダリストがメダルを掲げた時にちらりと見える裏面も表面と同じイメージで仕上げた、両面博多織仕様のデザインです。
3 小林 大助氏の略歴
アートディレクター/デザイナー。
1979年新潟県生まれ、福岡市在住。阿佐ヶ谷美術専門学校、京都芸術大学卒業。デザイン会社を数社経て、2013年助太刀デザインを設立。九州ADC会員。九州ADC AWARD準グランプリ、福岡デザインアワード審査員賞、A’Design Award and Competition(イタリア)“Bronze”、MA-g(スイス)“Contemporary Collection選出”など多数受賞。
ふくや「味の明太子パッケージ」リデザインをはじめ、博多曲物のリデザイン、太宰府天満宮幼稚園ウェブサイト、壱岐リトリート 海里村上のシンボルマーク、九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)「IDEA」ロゴタイプ、湖月堂「KOGETSUDO KISSAKO hanare」のグラフィックなど、九州を中心に活動中。